dekadanのブログ

ヒエログリフよりも難解な走り書き

ふるさと

僕は今山に貼り付いていて

君は今海に引っ張られてる

僕の握力がなくなったらね

君に会いに行こうと思う


僕は今空に近いところにいて

君は地下街でお茶をしている

僕の世紀のジャンプでもって

月を持って会いに行くよ


僕は今ふるさとのことを考えていて

ふるさとは君のことをおもっている

この三角関係が四角になったら

きっと君に会いに行くよ

 

(2015年12月3日のメモより)

長野で腐っていた頃、最初に作った歌。

よっぽど新潟に帰りたかったんだろう。望郷の念が溢れ出している。

町も年も村もどんどん古くなってゆくからふるさとというのか、古いものへの哀愁や哀惜の思いを込めて言っているのかわからないけど、古くなるものは全てふるさとになりうるだろうな。