あそび
流れる血の色が水色になるまで
遊びまくろう 遊びまくろうよ
着ている洋服が着物になるまで
遊びまくろう 遊びまくろうよ
初めて見た夕暮れはごはんの匂いがした
おなかの音夜をしぼって喉を潤した
それは最初の遊び
駆けてゆく足音が木琴になるまで
遊びまくろう 遊びまくろうよ
見上げた天井が寝床になるまで
遊びまくろう 遊びまくろうよ
最後に見る夕暮れは何の匂いかな
おなかの音夜をしぼって風で乾かした
それはお蔵入りの遊び
遊びまくろうよ
(2015年12月7日のメモから)
この頃は白洲正子にはまっていた時期。あそびという歌をHAKOの2曲目として作った。
幼い頃にキン消しやビー玉、牛乳の蓋のメンコ、自作の漫画なんかで遊んでいたけど、歌をつくって歌うということがその延長線上にある。