dekadanのブログ

ヒエログリフよりも難解な走り書き

またいつか

昔、マルコヴィッチの穴という映画があった。穴に入るとマルコヴィッチの頭の中に入れて、数分間本人になれるというもの。その穴にマルコヴィッチ自身が入ってしまうという映画。荒唐無稽に感じるけど、自分を自分たらしめるものの正体を見たような気がした。人の数だけ実は自分があるのかもしれない。Doppelgängerとか言うけれど、あながち真相に近いような表現なのかもなぁ。今年予定しているライブが全て終わってしまったから、これから静かな生活を送ろうと思う。一日一日を丁寧に過ごしたい。ほそぼそと歌を作り続けていけたらいいなと思う。またいつか会いましょう。