dekadanのブログ

ヒエログリフよりも難解な走り書き

頭痛快方

頭痛が少し良くなってきた。歳をとったらあまり無理をするもんじゃない。自分への戒め。一人一人旅立った。その時の寂寥感を思うと泣けてくる。だからぺがさす荘には感謝している。人はある日忽然と旅に出るものだ。僕も長野に行った。たくさん曲を作って戻ってきた。望郷の歌も愛の歌も日々の歌も未だにbackgroundに流れている。雨が降っている。人は別れる。惜別と表現することが多くなる。先祖が父が母が幾星霜のさよならを繰り返したか。涙が出ればいい方。なんの悲しみも残さずにある日いなくなる。雨音を子供の笑い声を聞いているとふと思う。熱の昂りによって蒸気になる感情はすぐに消える。人と人が出会う時火花が散る。それを花火に置き換えて夏は出会いを懐かしんだ。男と女はその遺伝子の仕組みによって相容れない様相を呈する。あまりにも違う生き物だから。DNAレベルで呼応していれば別。愛し合うか、別れるかしかない。それ以外は規範の上で挨拶を交わすだけだ。